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波田須の道の峠を越えると隣の駅、新鹿駅に出る。

近くには新鹿海水浴場なんてのがある。

駅の説明によると、遠浅で日本一美しい海だそうだ。

波照間島のニシの浜には勝てないと思うが、それでも透明度は関西圏ではトップクラスであろうし

水も綺麗で、人も少なく、良いポイントだと思う。

駅からも近く、アクセスも良い。

また無料の駐車場もあるので、このあたりを訪れた際は休憩がてら立ち寄って欲しい。

500ピクセルでしかお届け出来ないのが残念極まりないが、

原画で見るとなかなかの出来映えの一枚である。

電車が何とも言えないが、それでも十分にありか。

桜が効いている絵となった。

紀勢本線で相賀まで行き、道の駅「海山」でラーメンと白飯を食べ

いざ熊野古道・馬越峠へ。

熊野古道と言えば、大門坂のですが時間の都合で行けませんでした・・

光の入りが美しい。

那智山に比べて、植物が亜熱帯性に見えて仕方ない。

西表島のジャングルで彷徨ってる気が少しながらしました（笑）

それでも、やはり熊野古道を歩くのは楽しい楽しい。

江戸時代の旅人もこの道を歩いたのかー。なんて

悠久の思いを噛みしめながら歩くのも悪くない。

シダ。やっぱり亜熱帯性に見える。

馬越峠での目的は、熊野古道もありますがそれよりも

相賀の俯瞰でしょう。

10年ぐらい前はここから朝焼けの写真で青春18切符のポスターにもなりました

500ピクセルではやはり分かりにくいですが、左下に紀勢本線の普通列車が走っています。

縦もついでに撮影。

再び峠道へと戻り、杉林を彷徨う。

気のせいでしょうか。

南紀に居る間は、花粉症がいつもにまして酷かったです。

この後、峠を越え熊野市のビジネスホテルへ。

乾燥機の音がうるさかったのか、壁ドンされてしまいました（笑）

3日目は熊野市より多気を経由して伊勢市へ。

途中の伊勢長島駅で、これから上京するのだろうか、

ホームで沢山の人が青年に手を振り、青年が「ありがとう！」と窓を開けた電車から叫ぶ姿を見た。

やはり、鈍行での旅はいろいろな世界が見られて素晴らしい。

写真は伊勢神宮内宮。

あまりの人の多さと、雨で面倒になってしまい

この後、颯爽と帰ってしまいました。

やっぱり伊勢神宮は単にお参りするものであって、

それ以外の目的で来るのは間違いか・・

超有名観光地は人があまりにも多いので好きではないな・・

これで終わりです。